福岡市博多区上呉服町で整骨院をしております、黒木整骨院院長黒木亮輔です。今回は不調に対するご自身でできるセルフケア方法第二弾を書きたいと思います。
1 生理痛
閉経が50歳で毎月生理があるとしますと、一生のうちに平均して450回ほど整理を経験すると言われています。生理痛が酷い方は冷えが天敵となります。腹部が冷えないように、カイロなどでしっかり温め、冷たい食べ物はなるべく避け、温かい食べ物飲み物をとるようにしましょう。食べ物としてヨモギが体を温める効果がありますので、ヨモギ餅や等ヨモギを使った食べ物を食べてみて下さい。チョコレートやワインは身体を冷やすおそれがあるのでなるべく摂取しないように気を付けましょう。
2 頻尿
通常排尿は一日5回程度が正常といわれています。季節で変動はしますが、一日10回以上排尿をされている方は、頻尿を疑います。頻尿は冷えが関わるケースも多い為、腰回り足回りが冷えないようしっかり温めてあげましょう。オススメ食材は、ラム肉・エビ・鶏肉・ネギ・ショウガ・など体を温める香辛料を使った料理を食べてみてください。
3 多汗
汗をかくことはいい事なのですが、肺の機能が低下したときや、更年期などにより、少し動いただけで汗が止まらなくなったりすることがあります。また自律神経の乱れで交感神経のバランスがおかしくなり多汗の症状がでたりするのですが、オススメ食材としては、梨・リンゴ・きくらげ・豆腐・ジャスミン茶がおすすめです。反対に唐辛子など発汗作用がある食材は抑えて摂取しましょう。睡眠をしっかりとり、野菜中心の食生活にすると効果が上がりやすくなります。
4 むくみ
胃腸の機能は37.5度の温度が適切に働くと言われています。反対に温度が下がると消化不良を起こしむくみの原因になります。デスクワークなどでずっと座った後に、靴下の跡が消えずむくんでいるでは?と思った方もいるのではないでしょうか?この症状は身体の中の水分調整の機能が落ちていることが大です。このようなときは、利水作用のあるものを食べましょう。その食材としては、トウモロコシ・黒豆などで、ショウガや唐辛子のような発汗作用があるものと組み合わせて食べると効果が上がります。飲み物も冷たい飲み物を摂取しすぎると、冷えて機能が落ちるため、なるべく常温の状態で飲まれてみて下さい。
5 二日酔い
お酒は適切に摂取すると、ストレス解消や、楽しい時間を過ごせていいものですが、飲みすぎてしまうと、アルコールを分解する際に体に毒が残ってしまい二日酔いになってしまいます。アルコール飲む場合は分解する際水分が失われてしまいます、飲み会などではお酒だけではなく、水も一緒に飲み、飲む前に白湯などで胃腸をしっかり温めておきましょう。酢の物や、柑橘類・ごぼう・もやし・枝豆・をお酒ともに食べるのもおススメです。
6 乗り物酔い
バスや船、電車などの乗り物に乗っている際不快感、ムカつき・吐き気などの症状が乗り物酔いと言われます。胃腸が弱い方は乗り物酔いになりやすい傾向にあります。乗り物に乗る際は食べすぎ・飲みすぎに気を付け、睡眠を十分にとり備えましょう。乗る前に、梅干し・キャベツを摂り胃腸を整え、普段からそば・海藻・きのこ・ウーロン茶等水分の代謝を促す食べ物を摂っておきましょう。
7 下痢をしやすい
下痢には急性的な下痢と慢性的に下痢があります。急性は食べすぎ、慢性的な下痢はストレスなどで起こりやすいです。また、アルコールや辛いものの摂取により腸がビックリして下痢になる場合も多いです。下痢の際にいい食べ物として、おかゆ・卵・白身の魚・バナナ・納豆・リンゴなどが挙げられます。下痢気味の際は冷たい飲み物、カフェインなどは避けましょう。ストレスによる下痢は、楽しい事をしたり、運動などで息抜きしましょう。
8 花粉症の時
花粉症は意外と知られてないのですが、身体を守る免疫機能が過剰に反応して起こる現象です。身体に入ってきた異物を体外に出そうとするため、鼻水、くしゃみなどの症状が引き起こされます。また、睡眠不足やストレス、疲れなどによって症状が酷くなると言われています。しっかり睡眠をとり、疲れをためないように気を付けましょう。花粉症のさいにオススメの食材としてネギ・シソ・ニンニク・ごぼう・タケノコ・バナナ・納豆・海藻類が効果がありますので試されてみて下さい。
9 夏バテ
夏は身体の体内に熱が閉じこもることにより、発熱・動悸・だるさなどの症状が現れます。人は元来暑さや寒さに順応する機能を備えているのですが、エアコンなどにより、猛暑と寒さで機能が低下した際に夏バテになりやすいのです。クーラーも温度を低く設定していると体がどうしてもついていかないですので気を付けましょう。夏バテの際にオススメの食材は、ゴーヤ・レンコン・玉ねぎ・リンゴ・レモン・シソ・みょうが・昆布などがおすすめです。
10 脳性疲労
インターネットやSNSの発達により、現代人の脳内に入ってくる量はとても増えてきています。多大な情報を日々脳内に入れるため、脳がくたくたになる方が増えているようです。脳にもキャパが決まっているため、情報を入れるだけではいけません。情報の選択、そしていらない情報は忘れるように心がけましょう。嫌なことほど考えたり思い出したりしがちですが、考えれば考える分だけ脳に忘れてはいけない事とインプットされてしまうため、悪循環になってしまいます。脳がパンクしそうなときほど、朝や寝る前にゆっくりする時間を作り、リラックスできる情景を頭の中に思い浮かべてみてください。また疲れているときには温かいお茶や不要物が極力入っていない小豆を使用したお菓子を食べて休息してみてください。
今回は不調に対するセルフケア方法について書かせて頂きました。ここまで読んで頂いて誠に有難う御座います。皆様の健康のヒントになればと願っております。
黒木整骨院院長黒木亮輔