福岡市博多区の根本改善専門「黒木整骨院」

福岡市博多区上呉服町黒木整骨院院長黒木亮輔です。今回はストレッチの効果についてご説明させて頂きます。私は朝起きて15分程ストレッチを致します。ストレッチと聞きますと、運動前に行うイメージがあるのではないでしょうか?勿論運動前の怪我予防に欠かせないものではあります。しかし、ストレッチはそれだけではなく、筋肉を伸ばし、血行やリンパの流れを改善したり簡単にできる健康法です。血行や、リンパの流れが良くなると、身体の隅々に栄養がいきわたります。朝ストレッチを行うことにより、寝ている間に、筋肉や血管などが圧迫され循環が悪くなっている身体の代謝を上げ、体温を上昇させる効果も期待できます。

睡眠時は、十分に酸素を体に取り込むことが出来ないと言われています。ストレッチを行いながらゆっくりと深く呼吸を繰り返すことにより、脳や、肺に酸素をたっぷりと送り込め、頭痛の減少もできます。なにより私が重要視している点は、自律神経のバランスを整える目的で行っています。自律神経とは、交感神経と副交感神経のバランスを調整している神経です。日中動くときなどは交感神経が優位に働き、寝る際、リラックス時は副交感神経が優位に働きます。この交感神経、副交感神経のバランスが乱れてしまうと、うつ病や不眠症などの症状が引き起こされやすくなってきます。朝ストレッチをすることにより、血流や、リンパを隅々までいきわたらせ、自律神経を整え、元気よく生活できるようになるのです。

では、ストレッチを行い意識していることは

1 無理に伸ばさない  ストレッチというと、多少無理をして筋肉を伸ばすイメージを持たれている方もいるのではないでしょうか。無理に伸ばしてしまうと靭帯を傷めてしまいます。靭帯は筋肉とは違い、骨と骨を結ぶものになります。この人体には伸びる限界がある為、無理して伸ばしてしまうと、靭帯を損傷する可能性がある為、ご自身のできる無理のない範囲で行いましょう。

2 いきなり首を後ろに伸ばすストレッチはしない  首に対するストレッチでは首の骨の構造上、前に倒すことより、後ろに倒れる可動域が狭くなっています。ですので、急に首を後方にしてしまいますと、頸椎を損傷するため、首の後方のストレッチはゆっくりと慎重に行いましょう。

3アキレス腱は反動をつけず伸ばしましょう  アキレス腱のストレッチを行う際、踵を上下に強く動かす方法をされている方がいらっしゃいますが、朝ですと、アキレス腱を痛めてしまう恐れが高まります。アキレス腱を伸ばす際は身体を前にゆっくり倒し、気持ちがいいところで、30秒ほど止めましょう。

4 ストレッチ+腹式呼吸  腹式呼吸は通常の呼吸より酸素を多く取り込めることが出来ます。ストレッチと組み合わせて行うことにより、効果が高まります。腹式呼吸のやり方として、まず鼻から大きくゆっくりと息を吸い込みます、このときお腹の下あたりに空気をため込み膨らませるイメージで行いましょう。そして口からゆっくりと息を吐きます。吐き出す時は吸うときよりも倍の時間をかけて吐き出しましょう。

今回はストレッチについて書かせていただきました。これを読んでくださった方に少しでも参考になればと思います。いきなり毎日行うのではなく、ご自身のペースでできる範囲で始められて見て下さい。皆様の健康を心より願っております。

黒木整骨院院長  黒木亮輔

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